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飲食店の履歴書の書き方!飲食業採用担当が見るポイントとNG例

履歴書の記載用紙と履歴書を入れる封筒

飲食業界での転職を考えている方、履歴書や職務経歴書の書き方に悩んでいませんか?

実は飲食業界には特有の事情があり、一般的な履歴書の書き方とは少し異なるポイントがあります。
書類選考で落とされてしまう人の多くは、この「業界特有のルール」を知らずに応募していることが少なくありません。

飲食業界の採用担当者は、あなたの履歴書から何を読み取ろうとしているのでしょうか。実務経験はもちろんですが、それ以上に『人柄』『誠実さ』『熱意を見ています。特に中小規模の飲食店では、履歴書1枚の印象だけで面接の可否が決まることも珍しくありません。

この記事では、飲食業界で10年以上採用に携わってきた経験から、採用担当者の心に響く履歴書・職務経歴書の書き方と、意外と多いNG例を詳しく解説します。内定率を高めるコツを押さえて、あなたの経験を最大限アピールしましょう。

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目次

飲食業界の履歴書、他業種と何が違うの?

履歴書の書類を見るスーツを着た男性

履歴書なんて、どの業界でも同じでは?」と思われるかもしれませんが、飲食業界には独特の事情があります。一般的な事務職などと比べると、飲食業界ならではの特徴や見られるポイントが異なるのです。

飲食業界の最大の特徴は、キャリアの流動性が高いという点です。

新しい料理や技術を学ぶために積極的に転職する人も多く、3年以内の転職も決して珍しくありません。そのため、転職回数が多いこと自体はそれほどネガティブに捉えられないケースが多いです。
ただし、その理由や経験の積み重ね方は重要視されます。

また、飲食業界では『株式会社〇〇』という会社名よりも『△△店』という店舗名の方が認知されていることが多く、履歴書作成時に混同してしまうケースも少なくありません。しかし、正確な表記は信頼性に直結する重要なポイントです。

さらに、飲食業の採用担当者は履歴書から「即戦力になりうるか」「チームに馴染めるか」という2つの観点を重視して見ています。
特に人手不足が慢性化している現在、経験者採用では即戦力性が強く求められます。

業界特有のこうした事情を理解し、採用担当者の目線に立った履歴書作成を心がけることで、内定率を高めることができるでしょう。

キャリアアドバイザー

飲食業界では『転職回数』より『成長ストーリー』が重要です。応募書類では、各転職で何を学び、どうスキルアップしたかを明確に示しましょう。

飲食業の履歴書作成で押さえるべきポイント

書類を見てアドバイスをしているスーツを着た男性と話を聞いている女性

飲食業界で好印象を与える履歴書を作成するには、いくつかの重要なポイントがあります。

業界経験者が陥りがちな問題点と、それを克服するためのコツを解説します。次の4つのポイントを意識すれば、採用担当者に会ってみたいと思わせる履歴書になるでしょう。

  • 転職回数が多い場合の書き方
  • 志望動機は企業ごとに書き分けるのが鉄則
  • 履歴書の写真は清潔感を意識する
  • 社名と店舗名の使い方に注意

転職回数が多い場合の書き方

飲食業界では転職を重ねることも珍しくありませんが、その書き方次第で印象が大きく変わります。キャリアアップを目的とした前向きな転職であることが伝わるように工夫しましょう。

例えば料理の幅を広げるため」「より高度な技術を学ぶため」「店舗マネジメントを経験するため」など、前向きな理由を簡潔に添えることで、積極的にスキルアップを目指す姿勢をアピールできます。海外修行や地方への移動なども、キャリア形成の一環として説明できるとよいでしょう。

アルバイト期間と正社員期間は明確に区別し、アルバイト経験はまとめて記載するのも一つの方法です。企業のM&Aや転籍などによる見かけ上の転職については、その旨を補足すると誤解を招きません。

キャリアアドバイザー

実際の選考では、説明がないと転職を繰り返しているように見えてしまうケースが多いです。見かけ上の転職は必ず補足説明をしましょう。

履歴書のスペースには限りがあるため、すべての転職理由を詳細に書く必要はありません。重要なのは「一貫性のあるキャリア形成」が見えることです。なぜこの経歴を積んできたのか」という筋道が見える書き方を心がけましょう。

志望動機は企業ごとに書き分けるのが鉄則

飲食業界の採用担当者が最も注目するのが志望動機欄です。「なぜうちの店なのか」という熱意と具体性が、面接への呼び出しを大きく左右します。
コピペや汎用的な内容は一目で見抜かれるため、必ず企業ごとに書き分けましょう。

効果的な志望動機には、その店舗ならではの特徴に触れることが不可欠です。メニュー内容、店舗コンセプト、サービススタイル、使用している食材など、その店舗の特色に言及し、それに対する自分の興味や経験をリンクさせましょう。

例えば御店の季節感あふれる日本料理に感銘を受け、自身の和食経験を活かしながらさらに技術を磨きたいと考えましたといった具体的な内容は、採用担当者の心に響きます。

志望動機は長すぎると読みづらくなるため、150〜200字程度にまとめるのが理想的です。要点を絞り、具体的かつ簡潔に自分の熱意を伝えることを心がけましょう。

履歴書の写真は清潔感を意識する

飲食業界では、特に清潔感が重視されます。履歴書の写真は、あなたの第一印象を大きく左右する重要な要素です。
スタジオ撮影の写真が理想的ですが、スマートフォンで撮影する場合も、いくつかのポイントを押さえれば問題ありません。

まず服装は、襟付きのシャツやブラウスなど、きちんとした印象を与えるものを選びましょう。背景はシンプルな無地が望ましく、自宅の壁なども明るく清潔感のある場所で撮影することをおすすめします。

髪型は整えられていることが重要で、男性は髭を剃り、女性は派手なメイクや装飾を控えめにするとよいでしょう。表情は自然な笑顔が好印象です。飲食業はお客様と接する機会が多いため、親しみやすさと誠実さが伝わる表情を心がけてください。

避けるべきなのは、カジュアルすぎる私服や自撮り風の写真、不自然な加工が施された写真です。これらは非常に軽率な印象を与え、書類選考で不利になる可能性が高いです。

社名と店舗名の使い方に注意

飲食業界特有の混乱として、社名と店舗名の区別があります。正確な表記は、あなたの経歴の信頼性に直結する重要な要素です。会社員として雇用されていた場合は、必ず正式な法人名を記載しましょう。

例えば『レストランABC』という店舗名であっても、雇用主は『株式会社XYZ』という場合があります。この場合、職歴欄には『株式会社XYZと記載し、括弧書きなどで『レストランABC勤務』と補足するのが正確な書き方です。

一方、個人経営の店舗で屋号が実質的な社名となっている場合は、その屋号を記載し、業態や自分の役割を補足するとよいでしょう。例えば『居酒屋〇〇(ホールスタッフ)』などの表記です。

社名と店舗名を混同すると、採用担当者に「経歴に不明瞭な点がある」という印象を与えかねません。特に大手チェーン店や企業グループでの勤務経験がある場合は、正確な法人名を確認して記載することが重要です。

キャリアアドバイザー

社名と店舗名の混同は書類選考で致命的。正確な会社名に『(〇〇店)』と補足すると好印象です。不明な場合は求人票や給与明細で確認を。

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職務経歴書の作成ポイント

職務経歴書にボールペンを使って記載している

履歴書と並んで重要なのが職務経歴書です。特に中堅以上のポジションを目指す場合や、専門的なスキルをアピールしたい場合は、職務経歴書でより詳細な情報を伝えることが大切です。

飲食業界ならではの職務経歴書の書き方について、4つの重要なポイントを解説します。

  • まず職務要約と自己PRをコンパクトに書く
  • 仕事内容は”どこで何をしていたか”を明確に
  • 成果は数値・エピソードで簡潔に伝える
  • 早期離職がある場合の注意点

まず職務要約と自己PRをコンパクトに書く

職務経歴書の冒頭には、キャリア全体を簡潔にまとめた職務要約と、自分の強みを伝える自己PRを配置しましょう。この部分は採用担当者が最初に目を通す重要なセクションで、読み進めたい」と思わせる導入になるよう意識してください。

職務要約では、飲食業界での経験年数、得意な業態(和食、イタリアン、カフェなど)、マネジメント経験の有無、顧客対応やキッチンなど得意な業務領域を200〜300字程度でまとめます。

例えば「イタリアン専門店で8年の経験を持ち、うち3年は店長としてスタッフ10名のマネジメントを担当。新メニュー開発や顧客満足度向上に貢献してきました」といった具合です。

自己PRでは、飲食業界で特に評価される『チームワーク力』『ストレス耐性』『コミュニケーション能力』などの観点から、自分の強みを具体的なエピソードとともに簡潔に伝えましょう。ただし長すぎる自己PRは読まれない可能性が高いため、200字程度を目安にするとよいでしょう。

この冒頭部分が魅力的であれば、採用担当者はあなたの経歴に興味を持ち、詳細を確認するために読み進めてくれます。第一印象を大切にして、簡潔かつ魅力的な導入を心がけましょう。

仕事内容は”どこで何をしていたか”を明確に

職務経歴の詳細な記述では、勤務していた店舗の具体的な情報を明記することが重要です。飲食業界の採用担当者は、あなたがどのような環境でどのようなスキルを磨いてきたのかを知りたいと考えています。

具体的には以下の要素を含めるとよいでしょう。

  • 店舗名とジャンル(例:「イタリアンレストラン〇〇」)
  • 客単価や価格帯(例:「ランチ1,500円、ディナー5,000円程度」)
  • 店舗規模(例:「60席、厨房スタッフ5名、ホール7名」)
  • 自分のポジションと主な業務内容(例:「シェフとして新メニュー開発、スタッフ教育を担当」)

これらの情報があることで、採用担当者はあなたの経験が自社の求める条件とマッチするかを具体的に判断できます。例えば高級店での経験があれば高級店への応募に有利ですし、同じジャンルの料理経験があれば即戦力として期待されるでしょう。

キャリアアドバイザー

複数の職場経験がある場合は、時系列または重要度の高い順に整理して記載すると読みやすくなります。

どの経験をどれだけ詳しく書くかにメリハリをつけ、応募先に関連性の高い経験は詳細に、あまり関連のない経験は簡潔にまとめるとよいでしょう。

成果は数値・エピソードで簡潔に伝える

飲食業界での職務経歴をより説得力のあるものにするためには、具体的な成果や実績を数値やエピソードで示すことが効果的です。「頑張りました」「貢献しました」といった抽象的な表現よりも、具体的な成果の方が採用担当者の印象に残ります。

例えば以下のような成果が飲食業界では評価されます。

  • 「新メニュー開発により売上が前年比10%アップ」
  • 「食べログの評価を3.2から3.7に向上させた」
  • 「スタッフの離職率を30%低減」
  • 「月間客数を400名から600名に増加」

数値化できない成果でも、具体的なエピソードとして伝えることが可能です。
常連客が増え、リピート率が向上した」「スタッフ教育システムを構築し、サービス品質が安定した」などの定性的な効果も、具体的に記述することで説得力が増します。

ただし、あまりに多くの成果を羅列すると読みづらくなるため、応募先にとって最も関連性の高い成果に絞って記述するのがコツです。役割と結果をセットで伝え、自分の貢献がどのような形で店舗に還元されたかを明確にしましょう。

早期離職がある場合の注意点

飲食業界では比較的転職が多い傾向がありますが、それでも短期間(3ヶ月以内など)での離職が複数あると、採用担当者は「すぐに辞めてしまうのでは」と不安を感じることがあります。早期離職の経験がある場合は、正直に記載したうえで、簡潔な理由と学びを添えることが大切です。

例えば「店舗の突然の閉店」「家族の事情による引越し」など、やむを得ない理由があった場合はそれを簡潔に記載します。また「経営方針との不一致」などの理由でも、「その経験から自分に合う職場環境を明確にできた」など、前向きな学びを添えると印象が変わります。

長期間(半年以上)の空白期間がある場合は、その間の活動についても簡単に触れておくとよいでしょう。

「海外での料理研修」「資格取得のための勉強」「健康上の理由からの休職(現在は回復)」など、正直かつ前向きな説明を心がけます。

また、職務経歴書には作成日を必ず入れ、常に最新の情報に更新しておくことも重要です。特に年をまたぐ転職活動では、年号が古いままになっていないか必ず確認しましょう。

キャリアアドバイザー

早期離職の理由は正直に、でも前向きに。理由を書かないと『何か問題があったのでは』と勘ぐられます。

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意外と多い履歴書のNG例

指で罰印を作っているスーツを着た男性の手元

せっかくのスキルや経験があっても、履歴書や職務経歴書の書き方一つで書類選考を通過できないことがあります。飲食業界の採用担当者がよく目にする、避けるべきNG例を4つのカテゴリーに分けて解説します。これらを避けるだけでも、書類選考の通過率は大きく向上するでしょう。

  • 写真なし or 加工ありの画像を使ってしまう
  • 志望動機が白紙または汎用的すぎる
  • 職務経歴書が長すぎて読む気を失う
  • デザイン履歴書や手書きのこだわりが裏目に出る

写真なし or 加工ありの画像を使ってしまう

飲食業界では、清潔感や第一印象が特に重視されます。そのため、履歴書に写真がない、または不適切な写真を使用していると、それだけで不利になることがあります。採用担当者は写真から「お客様に接客できる外見か」「清潔感があるか」を判断しています。

よくあるNG例として、証明写真ではなくプライベートな写真を使用するケースがあります。
友人との集合写真から自分だけを切り取ったものや、旅行先で撮影したカジュアルな写真は不適切です。また、写真加工アプリで過度に加工された写真も、実物とのギャップから信頼感を損なう原因になります。

背景に違和感のある写真(自宅のカーテンが写っている、車のなかで撮影したものなど)も避けるべきです。背景は単色で、身だしなみが整った状態で撮影するのが基本です。

写真撮影専門のスタジオを利用するのが理想的ですが、コストや時間の制約がある場合は、清潔感のある服装で、明るい自然光の下、白い壁などをバックに撮影した写真でも問題ありません。重要なのは、清潔感と誠実さが伝わる写真であることです。

キャリアアドバイザー

写真は履歴書の顔です。証明写真機なら1,000円程度の投資であなたの印象が大きく変わります。白壁前で誰かに撮ってもらうだけでも、かなり印象アップしますよ。

志望動機が白紙または汎用的すぎる

書類選考で最も重視される項目の一つが志望動機です。ところが、「志望動機が白紙」「どこにでも使えるような汎用的な内容」という応募書類が意外と多いのが現状です。こうした志望動機は、採用担当者に「本気度が低い」という印象を与えてしまいます。

「飲食業界で働きたいから」「料理が好きだから」という理由だけでは、なぜその店舗を選んだのかが伝わりません。志望動機には、その店舗ならではの特徴や魅力に言及し、それに対する自分の興味や貢献できる点を具体的に記載することが重要です。

例えば、
貴店の地産地消の取り組みに共感し、前職で培った地元食材の知識を活かしたい
お客様との対話を大切にする貴店のサービススタイルに惹かれ、接客スキルを発揮したい
といった具体的な内容は、あなたの熱意と理解度を伝えることができます。

また、長すぎる志望動機も避けるべきです。要点を絞って200字程度にまとめると、採用担当者に読みやすく、印象に残る志望動機になります。

キャリアアドバイザー

志望動機は採用担当者が最初に見る部分です。店名を正確に書き、1つでも店舗独自の特徴に触れるだけで、書類選考通過率は格段に上がります。

職務経歴書が長すぎて読む気を失う

詳細な職務経験を伝えたいという気持ちから、職務経歴書が5ページ、10ページと長大になってしまうケースがあります。しかし、忙しい採用担当者がそのすべてに目を通す可能性は低く、かえって重要な情報が埋もれてしまう恐れがあります。

理想的な職務経歴書は、A4サイズで1〜2ページ程度です。3ページを超える場合は、情報の取捨選択や要約を検討しましょう。特に飲食業界では、最新かつ関連性の高い経験を中心に記載し、古い経験や関連性の低い内容は簡略化するとよいでしょう。

読みやすさを高めるためには、箇条書きや見出しを効果的に使い、視認性を向上させることも重要です。ただし、文章を極端に短くしすぎると情報量が不足するため、適度なバランスを保つことが大切です。

採用担当者の立場になって、「この情報は本当に必要か」「より簡潔に伝えられないか」と問いかけながら整理することで、読みやすく要点が伝わる職務経歴書に仕上がります。情報を整理する能力自体も、仕事のスキルとして評価される点を忘れないでください。

デザイン履歴書や手書きのこだわりが裏目に出る

独自性をアピールしようと、派手なデザインの履歴書テンプレートを使用したり、アート性の高い手書き履歴書を作成したりするケースがありますが、飲食業界ではかえって逆効果になることが多いです。

飲食業界の採用担当者は、一般的な履歴書フォーマットに慣れています。厚生労働省推奨の標準的な履歴書または、シンプルなワープロソフトで作成した職務経歴書の方が、情報が探しやすく評価しやすいのです。

特に理由がなければ、派手なデザインや装飾は避け、内容の質と読みやすさに注力する方が効果的です。

キャリアアドバイザー

クリエイティブ性よりも、情報の整理力や伝える力を示すことが、結果的に好印象につながります。

手書きの履歴書については、特に指定がある場合を除き、現在ではパソコンで作成したものが一般的になっています。「手書きの方が誠意が伝わる」という考え方もありますが、読みやすさや情報の正確さを考えると、パソコン作成の方が望ましいケースが多いでしょう。

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飲食店向け履歴書はデータと手書きどちらが好印象か

ボールペンで履歴書を書く手元

「飲食業界の履歴書は手書きの方が良いのか、それともパソコンで作成したデータの方が良いのか」という質問をよく受けます。結論から言えば、現在の飲食業界では特別な指定がない限り、パソコンで作成したデータの提出が主流となっています。

手書きの履歴書は以前、「誠意の表れ」として重視されていた時期もありましたが、現代ではデジタル化が進み、パソコンで作成された書類の方が読みやすく、情報管理もしやすいというメリットがあります。

また、パソコンスキルも基本的な能力として求められる時代になっているため、データ作成の方が現代的な印象を与えることも多いです。

ただし、店舗によっては伝統や方針から手書きの履歴書を好む場合もあります。特に高級料亭や老舗の和食店、個人経営の小規模店舗では、手書きを重視する傾向が残っていることもあります。採用情報に「手書きの履歴書」と明記されている場合は、その指示に従いましょう。

手書きの場合は、丁寧な字で記入することはもちろん、修正液の使用は避け、書き損じた場合は最初から書き直すのがマナーです。一方、データ作成の場合は、フォントの統一感や行間の調整など、見た目のバランスにも配慮するとよいでしょう。

キャリアアドバイザー

基本はデータ作成の履歴書が主流です。迷ったら『データ作成でも大丈夫ですか?』と事前確認を。

飲食店向けの履歴書作成には厚生労働省推奨テンプレートがおすすめ

履歴書や職務経歴書の作成に不安を感じる方には、厚生労働省推奨の標準テンプレートの利用がおすすめです。一般的なテンプレートであっても、飲食業界で重視される項目(たとえば「得意な料理ジャンル」「取得資格」「衛生管理の知識」など)は特記事項欄に追加することができます。

実は厚生労働省では、以前は日本規格協会が提供するJIS規格の履歴書様式を推奨していましたが、2020年7月に日本規格協会がJIS規格から履歴書の様式例を削除したことを受け、新たに「厚生労働省履歴書様式例」を作成しました。

この新しい様式例は、公正な採用選考を確保する観点から検討され、求職者の皆さんが広く参考にできるように作られています。

この厚生労働省推奨の履歴書テンプレートは、情報が整理されていて読みやすく、あなたの強みを効果的に伝えることができます。また、職務経歴書を別途添付することで、飲食業界での経験やスキルをより詳細にアピールすることが可能です。

テンプレートをダウンロードしたら、ファイル名は必ず「履歴書_山田太郎_2025年4月」のように、自分の名前と日付を含めた形に変更しましょう。これにより、採用担当者の書類管理がスムーズになります。

テンプレートはあくまで「型」であり、内容の充実が最も重要です。各項目には自分のキャリアや強みが最大限伝わるよう、具体的かつ簡潔に記入することを心がけましょう。特に飲食業界で重視される「接客経験」「チームワーク」「衛生管理」などのスキルは具体的なエピソードと共に記載すると効果的です。

最終的には自分の目で見直し、誤字脱字や情報の誤りがないか確認してください。特に連絡先や日付など、基本的な情報の正確さは採用担当者に好印象を与える重要なポイントです。

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履歴書・職務経歴書で”未来”も伝えるには?

レストランで腕を組む若いスーツを着た男性

履歴書や職務経歴書は過去の経験を伝えるものですが、採用担当者が本当に知りたいのは「この人が自社でどのように活躍できるか」という未来像です。

過去の実績だけでなく、あなたのキャリアビジョンや貢献できる可能性を上手に伝えることで、採用担当者の興味を引くことができます。では、具体的にどのように『未来』を伝えればよいのでしょうか。

  • キャリアの方向性が見える自己PRを入れる
  • 企業側に伝えるべき貢献できること

キャリアの方向性が見える自己PRを入れる

自己PRは単なる自分の強みの羅列ではなく、将来の目標や方向性も含めると効果的です。採用担当者は「この人が今後どのように成長し、店舗に貢献してくれるか」という視点で書類を見ています。

例えば調理経験が豊富な場合、「これまでの調理技術を活かし、新メニュー開発のリーダーとして店舗の差別化に貢献したい」といった具体的なキャリアビジョンを示すことで、採用担当者はあなたを店舗のどのポジションに配置すべきかをイメージしやすくなります。

また、マネジメント経験がある場合は「スタッフ育成システムを構築し、店舗全体のサービス品質向上に取り組みたい」といった形で、自分のスキルをどう活かして店舗に貢献したいかを具体的に述べると良いでしょう。

さらに「将来的には店長として全体運営に携わりたい」「いずれは独立して自分のお店を持ちたい」など、長期的なキャリアプランを簡潔に示すことで、成長意欲の高さをアピールすることもできます。ただし、あまりに壮大な計画や、すぐに転職しそうな印象を与える表現は避けるべきです。

自己PRは「過去の実績」「現在の強み」「未来の展望」をバランスよく含めることで、より説得力のある内容になります。

企業側に伝えるべき貢献できること

履歴書や職務経歴書の大きな目的は「自分がその企業でどのように貢献できるか」を伝えることです。応募先の課題やニーズを理解し、それに対して自分がどう役立てるかを具体的に示すことが重要です。

まず、応募先の店舗や企業について調査し、現在の課題や方向性を把握しましょう。例えば新規出店を予定している企業であれば「オープニングスタッフとしての経験を活かし、スムーズな立ち上げに貢献できる」といった具体的な貢献方法を伝えられます。

また、インバウンド需要を重視している店舗であれば「英語でのコミュニケーション能力を活かし、海外のお客様への対応で差別化に貢献したい」といったアピールも効果的です。

大切なのは、自分の過去の経験や強みが、応募先でどのように活かせるかのつながりを明確にすることです。「前職ではAという成果を上げました」だけでなく、「そのノウハウを貴社のBという課題解決に活かしたい」という形で、過去と未来をつなげる表現を心がけましょう。

自己満足的な内容ではなく、相手視点で書くことで、採用担当者に「この人は自社のことを理解している」「すぐに戦力になりそう」という印象を与えることができます。

キャリアアドバイザー

採用面接で最も評価されるのは『この人は自分のスキルを私たちの店でどう活かすか』を具体的に示せる人です。応募先の課題や方向性を把握し、あなたが具体的に何で貢献できるかを明記しましょう。

履歴書作成に不安があるなら飲食業特化のエージェント利用もおすすめ

履歴書や職務経歴書の作成に不安を感じる方には、飲食業界専門の転職エージェントを利用するという選択肢もあります。一般的な転職サイトとは異なり、業界特化型のエージェントでは、飲食業界の採用事情に精通したアドバイザーが、あなたのキャリアに合わせた書類作成をサポートしてくれます。

飲食業特化のエージェントでは、履歴書の添削はもちろん、職務経歴書の構成アドバイス、志望動機の書き方まで丁寧に指導してくれます。特に「自分の経験をどう表現すれば伝わるか」「どの経験を強調すべきか」といった点で、プロの視点からのアドバイスは非常に価値があります。

また、履歴書だけでなく面接対策も同時にしてくれるため、書類選考から面接までの一貫したサポートを受けられるメリットもあります。飲食業界特有の質問や、答え方のコツなども教えてもらえるでしょう。

さらに、エージェントを通じた応募では、あなたの経歴や強みを直接企業に推薦してくれるため、書類だけでは伝わりにくい人柄や熱意も伝えやすくなります。特に未経験分野へのチャレンジや、キャリアチェンジを考えている場合には、こうしたサポートが大きな助けになります。

履歴書作成が苦手、自己PRが上手く書けない、という方は、一度飲食業特化のエージェントに相談してみることをおすすめします。プロのサポートを受けることで、自分では気づかなかった強みや魅力を再発見できるかもしれません。

キャリアアドバイザー

私たち飲食業専門のアドバイザーは『経験の価値』を適切に伝える手伝いをします。特に転職回数が多い方や料理ジャンルの転換を考えている方は、ぜひプロの目で経歴を整理してみてください。

まとめ

飲食業界での転職を成功させるためには、業界特有の事情を理解した履歴書・職務経歴書の作成が不可欠です。採用担当者の目に留まり、面接につながる書類を作るために、今回ご紹介したポイントを押さえてNGポイントとしては、写真の不備、汎用的な志望動機、長すぎる職務経歴書、奇抜なデザインなどが挙げられます。これらを避け、読みやすく誠実な印象の書類を心がけましょう。

履歴書はデータ作成が主流となっていますが、店舗によっては手書きを指定される場合もあるため、採用情報を必ず確認してください。不安がある場合は、飲食業特化のエージェントを利用するのも一つの選択肢です。

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