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パティシエで年収1000万円はかなり難しい?実例と達成するための方法を解説

完成したケーキに葉を添えるパティシエ

パティシエの一般的な年収は340万円程度とされており、年収1000万円を目指すには特別な戦略や才能が必要です。

パティシエとして年収1000万円を目指すことは挑戦的ですが、実現不可能ではありません。

独立・開業、メディア露出、海外展開など、さまざまなルートで高年収を実現している事例があります。

この記事では、パティシエで年収1000万円を稼ぐことの現実性を詳しく検証し、実際に高年収を達成している事例を紹介します。

目次

パティシエで年収1000万円はかなり難しい

ショーケースに並んだ様々な種類のケーキ

パティシエで年収1000万円に到達するのは、雇われでは限界があり、独立後も経営力や集客力がないと厳しいのが現実です。

厚生労働省の統計によると、パティシエの平均年収は約340万円で、実際の収入は300〜400万円台が多数派を占めています。

パティシエという職業は技術職でありながら、労働時間が長く、体力的にも厳しい職業として知られています。

多くのパティシエが低賃金で長時間労働を強いられているのが現状で、年収1000万円という目標は雲のうえの存在に感じられるかもしれません。

しかし、だからといって諦める必要はありません。実際に年収1000万円を超えているパティシエも存在し、彼らには共通する特徴やキャリアパスがあります。

それでも年収1000万円を超えているパティシエは存在する

実際に年収1000万円を超えているパティシエは確実に存在します。

彼らは単なる技術者ではなく、ブランドプロデューサーや起業家的な側面を持ちながら成功を収めています。

  • 鎧塚俊彦(独立・店舗展開・メディア露出)
  • 小山進(エスコヤマ オーナー・空間づくりの達人)
  • 辻口博啓(ブランド多数運営・メディア活動)

鎧塚俊彦

独立・店舗展開・メディア露出・商品監修など複数収益を構築している鎧塚俊彦氏は、年収1000万円を超える代表的なパティシエです。東京ミッドタウンなどの一等地への出店も成功要因として挙げられます。

鎧塚氏は、ヨーロッパでの8年間の修行を経て帰国後、『Toshi Yoroizuka』ブランドを確立。複数店舗展開による収益の多様化と、テレビ出演などのメディア戦略により知名度を向上させました。

特に、妻である川島なお美さんとの関係がメディアで注目されたことも、ブランド力向上に寄与しています。

現在は株式会社サンセリーテの代表取締役として、店舗運営・商品開発・メディア活動の三本柱で事業を展開。単なるパティシエの枠を超えた経営者として成功を収めています。

小山進

小山進『エスコヤマ』オーナーで、空間づくりと商品展開で年商数億円規模のビジネスモデルを実現したパティシエ界の異端児とも呼ばれる存在です。

小山氏の成功の秘訣は、テーマパークのような店舗空間の演出にあります。

エスコヤマは1,500坪の敷地に8つのブランドを配置し、休日には約4,000人が訪れる観光地化した店舗です。
2019年の売上は約20億円に達し、小山氏の年収は数億円レベルと推定されます。

『TVチャンピオン』での優勝をきっかけに注目を集め、その後も数々のコンクールで受賞を重ねました。
単なる技術だけでなく、エンターテインメント性の高い店舗づくりで差別化を図っています。

辻口博啓

経営・発信・教育活動まで幅広く手がける辻口博啓氏は、パティシエの可能性を最大限に広げた人物です。

辻口氏は「モンサンクレール』を皮切りに、12の異なるコンセプトのブランドを展開。また、石川県に『スーパースイーツ製菓専門学校』を設立し、教育事業にも進出しています。

年収に関しては公表されていませんが、複数ブランドの経営者として数千万円から億単位の年収を得ていると推測されます。

世界的なコンクールでの受賞歴も豊富で、パティシエとしての技術力と経営者としての手腕を両立させています。

年収1000万円を実現するためのキャリアモデルと働き方

作ったケーキをパソコンで配信する女性

パティシエが年収1000万円を実現するには、従来の雇われパティシエの枠を超えた取り組みが必要です。

以下に、現実的に年収1000万円を目指せるキャリアモデルを紹介します。

  • オーナーパティシエとして物販・卸売りを強化する
  • 海外や高級ホテルで好待遇を狙う
  • 自分の店を開きオンライン販売を展開する
  • 知名度を上げてメディアに出演する
  • 企業コラボや監修契約で報酬を得る
  • インフルエンサーとして情報発信で稼ぐ

オーナーパティシエとして物販・卸売りを強化する

単価の高いギフト・通販展開・百貨店催事などで収益構造を構築することが、年収1000万円達成の有力な手段です。
実店舗だけに依存しない経営が鍵となります。

成功例としては、鎧塚俊彦氏の『Toshi Yoroizuka』や小山進氏の『エスコヤマ』があります。これらの店舗は、店頭販売だけでなく、百貨店やホテルへの卸売り、オンライン販売など多角的な販売チャネルを持っています。

ロールケーキやフィナンシェなど、日持ちする商品に特化することで配送コストを削減し、利益率を向上させることも重要です。また、ブランドストーリーを構築し、商品に付加価値をつけることで高単価での販売が可能になります。

海外や高級ホテルで好待遇を狙う

日本人パティシエは海外で人気があり、ドバイ・香港・シンガポールなどでは年収1000万円超の求人も存在するのは注目すべき点です。

特に、海外の高級ホテルや日本料理レストランでは、本格的な技術をもつパティシエへの需要が高まっています。

海外での勤務は、言語力や異文化への適応能力が求められますが、年収面では大きなメリットがあります。
例えば、ドバイやシンガポールの高級ホテルでは、年収換算で800万円〜2000万円の求人も見つけることができます。

また、海外での経験は帰国後のキャリアにも大きく活かされ、独立時の箔づけとしても有効です。
「海外で修行した」という経歴は、日本の顧客にとって魅力的なストーリーとなります。

自分の店を開きオンライン販売を展開する

自分のお店を開いても買いに来てくれるのは主に近所の人に限定されるのが現実です。多くのお店を出店すればチャンスは増えますがコストがかかります。
そこで、まずは1店舗開店させて、そのあとはオンライン販売を試してみるのが効果的です。

冷凍ケーキ、焼き菓子などの日持ちするもの、最近SNSでもバズっているクッキー缶の販売など、配送に適した商品開発が成功の鍵となります。小山進氏のエスコヤマも、オンライン販売で全国に顧客を拡大しています。

ECサイトの構築や配送システムの整備は初期投資が必要ですが、一度軌道に乗れば地域を問わず販売できるのが大きなメリットです。また、SNSとの連携によりブランド認知度を高めることも重要な戦略です。

知名度を上げてメディアに出演する

新人パティシエ特集などに出演したり、テレビ企画へ出演することで、年収アップの可能性が広がります。
ギャラ+テレビでの知名度アップの相乗効果で年収が上がる可能性が期待できるのもメリットです。

メディア露出は店舗への集客効果だけでなく、企業からのコラボレーション依頼や監修案件にもつながります。

企業コラボや監修契約で報酬を得る

有名ブランドや商品開発に関わることで、技術と知名度を活かして年収を増やせるのも現代的な稼ぎ方です。コンビニスイーツの監修、大手メーカーとのコラボ商品開発などは、まとまった収入が期待できます。

例えば、辻口博啓氏は多数の企業とコラボレーションをおこない、『ナノショコラ』などの革新的な商品を開発しています。
こうした監修契約は、一件あたり数百万円から数千万円の報酬が得られる場合もあります。

技術力と知名度の両方を兼ね備えたパティシエが対象となるため、まずは確固たる実績作りが必要です。コンクールでの受賞歴や独自の技術開発などが評価されやすくなります。

インフルエンサーとして情報発信で稼ぐ

SNSやYouTubeでレシピ発信・商品紹介・動画広告などをおこない、広告収入や案件収入を得るスタイルは、現代のパティシエにとって有望な選択肢です。リール動画でバズればブランド案件や書籍出版につながることもあります。

現在も多くのパティシエやパティシエ経験者がSNSでクッキー缶作り、お菓子のレシピなどを公開することで、収益の柱を増やしながら知名度を上げています。

また、こうした活動によりフォロワー数に応じた広告収入、企業とのタイアップ、商品監修など、複数の収入源を確保できるのがインフルエンサーとしての強みです。

ただし、継続的な情報発信と質の高いコンテンツ制作が求められる仕事なので、本業とインフルエンサー業を兼務する苦労は覚悟しておきましょう。

年収1000万円を実現するために必要なこと

作ったビスケットを袋詰めするパティシエ

パティシエが年収1000万円に到達するには、突出した実力と戦略的な行動が必要です。

単なる技術力だけでなく、ビジネス感覚や発信力も重要な要素となります。

  • コンクールでの受賞経験を積む
  • 海外留学や修行で視野を広げる
  • 独自性を高めるための継続的な勉強
  • 製菓メーカーや商品開発職への選択も視野に入れる
  • オンライン販売のための準備をしておく
  • 海外で活躍する和スイーツパティシエを目指す
  • 経営の勉強をしてオーナーパティシエを目指す

コンクールでの受賞経験を積む

有名大会での受賞歴は箔がつき、採用・監修・メディア出演に大きく影響します。人脈形成にもつながり、コンクールでの受賞歴は呼び水になるので、集客にも役立つのがメリットです。

辻口博啓氏は史上最年少の23歳で『全国洋菓子技術コンクール』で優勝し、そのあとも多数のコンクールで受賞を重ねました。これらの実績が独立や高年収の基盤となっています。

また、国内だけでなく、世界的なコンクールにも挑戦することで、より高い評価を得ることができます。

『クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー』『サロン・デュ・ショコラ』での受賞は、国際的な認知度向上につながります。

海外留学や修行で視野を広げる

フランスやベルギーなど本場の技術を学ぶ経験がブランド力や差別化要素になります。言語力も武器になり、将来的な海外展開の基盤となります。

鎧塚俊彦氏はヨーロッパ4カ国で8年間修行し、辻口博啓氏もフランスでの修行経験があります。海外での経験は技術力向上だけでなく、国際的な視野やビジネス感覚を身につける機会となります。

また、海外での人脈形成も将来的な事業展開において重要な資産となります。現地のパティシエとのネットワークは、将来の海外展開時に大きな力となるでしょう。

独自性を高めるための継続的な勉強

味・デザイン・素材・物語性など、自分にしか作れない世界観を追求するためのインプットと試作の継続が不可欠です。SNSなどでアイデアを発信して反応を見てみたりと研究することで、市場のニーズを把握できます。

小山進氏は和の食材をチョコレートに取り入れるなど、独自のアプローチで差別化を図っています。
また、マジパン細工やエンターテインメント性の高い店舗づくりで他のパティシエとは一線を画しています。

流行だけに流されず、自分だけの哲学やコンセプトをもつことが、長期的な成功につながります。定期的な自己分析と市場研究により、オリジナリティを磨いていきましょう。

製菓メーカーや商品開発職への選択も視野に入れる

大手コンビニへ就職したコンビニスイーツ開発に携わるなど、大手企業で年収1000万円を目指すのも選択肢の1つです。

ケーキ店などに固執せずに、一般的な企業でのパティシエスキルを活かせる仕事を考えるのも良いでしょう。

製菓メーカーの商品開発部門では、大量生産技術や商品企画力が求められます。
年収も一般的なパティシエよりも高く設定されることが多く、安定した収入を得やすい環境です。

また、食品メーカーでの経験は独立時の商品開発力向上にもつながります。大企業での品質管理やコスト管理の知識は、将来的な経営に大いに役立つでしょう。

オンライン販売のための準備をしておく

パティシエがオンライン販売で収益を伸ばせる可能性は大いにあります。開業前からオンライン販売をしているロールモデルを見つけておくことが重要です。

さらに自分で簡単なHPつくりくらいはできるようにしておいたり、日持ちするお菓子の開発をするなどの準備もしておきましょう。

ECサイトの運営には、商品撮影、コピーライティング、顧客対応など多岐にわたるスキルが必要です。さらにデジタルマーケティングの知識も重要になってきます。

クッキー缶やフィナンシェなど配送に適した商品の開発と、おしゃれなパッケージデザインにより、オンラインでの差別化を図ることができ、収益も伸ばせるでしょう。

海外で活躍する和スイーツパティシエを目指す

日本でパティシエとして活躍するよりも、日本人で活躍する人が少ない海外で『日本』をテーマにしたお菓子を開発するパティシエとして働くのもおすすめです

日本人が少ないのである意味ブルーオーシャン+和菓子と洋菓子の折衷などで、新たなお菓子として注目を浴びる可能性があります。

また、海外は市場が大きいので、日本より大きく稼げる可能性があります。たとえば、抹茶、黒ゴマ、柚子、和三盆など、日本独特の食材を使用したスイーツは海外で高い評価を得ています。

これらの素材を活かしたジャパニーズスタイルのスイーツ開発に特化することで、差別化を図れます。

経営の勉強をしてオーナーパティシエを目指す

ケーキ店などを開いても1000万円を超えるのは難しいといわれているのが現実です。まずは自分の店を開き、人気店に押し上げて、そこから多店舗展開をするオーナーパティシエになるという方向性もあります。

パティシエよりも経営者よりの仕事になりますが、年収1000万円を目指すという方向性ではおすすめの方法です。経営に関する知識として、マーケティング、財務管理、人事労務などを学ぶ必要があります。

小山進氏や鎧塚俊彦氏のように、複数店舗を運営し、ブランド価値を高めることで高年収を実現している例があります。ただし、経営リスクも伴うため、慎重な事業計画が必要です。

まとめ

パティシエで年収1000万円を達成することは確かに困難ですが、決して不可能ではありません。成功事例を見ると、単なる技術者を超えた多角的なアプローチが共通しています。

この記事で紹介した鎧塚俊彦氏、小山進氏、辻口博啓氏の事例から分かるように、独立・経営・メディア戦略・海外展開・デジタル活用など、さまざまな手法を組み合わせることで高年収を実現しています。

年収1000万円への道のりは決して平坦ではありませんが、明確な戦略と継続的な努力により実現可能です。まずは自分の強みを見極め、どのルートが自分に最適かを検討することから始めましょう。

技術力向上はもちろん、ビジネス感覚、発信力、経営力など多面的なスキルアップが成功への鍵となります。

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