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【最新比較】料理人・調理師の年収ランキング2024年度版!高収入を目指すポイントも徹底解説

海外の白い帽子とユニフォームを身につけた男性料理人

「料理人は稼げない」という通説は、大きな誤解です。

厚生労働省の「令和6年 賃金構造基本統計調査」によると、調理師・料理人の平均年収は約359万円(月収約27万円+賞与約32万円)と報告されています。

この記事では、料理ジャンル別・年齢別・地域別・働き方別に、料理人の年収をランキング形式でわかりやすく紹介します。

さらに、将来的に高収入を目指せる分野や働き方についても解説します。
現在料理人として働いている方や、これから料理の世界を目指す方にとって、年収アップのヒントが見つかるはずです。

目次

年収が高い料理人はどんな人?ランキング形式で紹介

フランベする男性料理人

料理人と聞くと「収入が低い」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実際には年収1,000万円を超える人も存在します。

ここでは、統計的な裏付けが難しいながらも、実際に高収入を得ている料理人の傾向をランキング形式で紹介します。
トップ層の収入は驚くほど高額です。最も稼いでいる料理人たちはどんな人たちなのでしょうか。

以下の順番で、高年収を得ている料理人の特徴を解説していきます。

  • 海外勤務の日本人シェフ
  • 都内の高級業態(銀座・青山など)の料理長クラス
  • 成功しているオーナーシェフ
  • ホテルのエグゼクティブシェフ
  • SNSやメディアで活躍する料理人

下記の職種別ランキングは、複数の求人サイトデータをもとに作成しました。

第1位:海外勤務の日本人シェフ(推定年収:700万〜1,200万円)

海外で働く日本人シェフは、非常に高い年収を得ています。シンガポールやドバイ、ニューヨークなどでは、高級和食や寿司職人のニーズが高く、日本人シェフに高待遇の求人が多く見られます。

雇用主が住宅手当・チップ・ビザ支援などを含めて提示する条件を総合すると、年収1,000万円を超える事例も珍しくありません。

特に寿司職人は海外で最も高く評価される職種の一つとなっており、現地の高級レストランで働けば日本では考えられないような高収入が期待できます。

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第2位:都内の高級業態(銀座・青山など)の料理長クラス(推定年収:600万〜1,000万円)

銀座のカウンター寿司、会員制フレンチなどでは、コース単価が5万円を超えるケースもあり、高スキルの料理長には破格の報酬が提示されることもあります。

このクラスは実力主義の世界であるため、腕前によって昇給幅が大きく変わります

顧客の満足度やお店の売上に直結する存在として扱われるため、他業界では考えられないほどの好待遇を受けることができる場合があります。

第3位:成功しているオーナーシェフ(年収:300万〜1,500万円以上)

自身の店舗を持ち、ブランド価値を築いたオーナーシェフは、売上の大部分を収入にできる立場にあります。

特に人気店のオーナーシェフは、売上が直接収入に反映されるため、年収1,500万円以上を稼ぐケースも存在します。

反面、経営がうまくいかなければ年収が不安定になるリスクも伴います。
また、開業時の初期投資や日々の経営責任を考慮すると、成功するまでには相当な努力と運が必要です。

第4位:ホテルのエグゼクティブシェフ(年収:600万〜1,200万円)

外資系やラグジュアリーホテルでは、料理長以上の肩書を持つシェフが、年俸制で高額報酬を得ている例もあります。

特に大手ホテルチェーンでは、人事管理・商品設計・マーケティングとの連携など、調理以外の能力も評価される傾向があります。

安定性と高収入を両立できるポジションとして、多くの料理人が目指すキャリアパスの一つです。
ただし、求められるスキルは調理技術だけでなく、マネジメント力やコミュニケーション能力も重要になります。

第5位:SNSやメディアで活躍する料理人(年収:副業含め数百万円〜数千万円)

YouTube、Instagram、レシピ本などを通じて人気を集めている料理人も多数存在します。
企業とのコラボレーションや商品監修など、調理以外の分野で収益を得ることで年収が跳ね上がるパターンです。

従来の料理人の働き方にとらわれず、自分のスキルや知識をさまざまな形で収益化している料理人が増えています。

特にコロナ禍以降、オンラインでの活動や配信サービスを活用した収益化が注目されています。

料理ジャンル別!料理人の年収ランキング

中華鍋で料理を炒めている

料理のジャンルによって、料理人の平均年収には違いがあります。

高級レストランが多いジャンルほど、料理人の年収も高くなる傾向があります。

  • フランス料理の料理人
  • 中華料理・西洋料理のコック
  • 和食の料理人
  • パティシエ

第1位:フランス料理の料理人(平均年収:約470万~550万円)

フランス料理は高級レストランで提供されることが多く、料理長クラスになると年収が高くなる傾向があります。

特に一流レストランでは、基本給だけで年収800万円から1,200万円が標準的な水準となっています。

フランス料理の料理人は、技術の習得に時間がかかる分、ベテランになったときの給与水準が高く設定されています。
また、海外で修業した経験がある料理人は、さらに高い評価を受ける傾向があります。

第2位:中華料理・西洋料理のコック(平均年収:約330万~350万円)

中華料理や西洋料理のコックは、比較的安定した収入が見込める職種です。特に経験を積んだ料理人は、年収が順調に上昇する傾向が見られます。

中華料理の場合、火の扱いや調理速度が重視されるため、技術の向上が賃金に反映されやすい特徴があります。
また、西洋料理では多様な料理技法を習得することで、より高い年収を目指すことができます。

第3位:和食の料理人(平均年収:約320万~360万円)

和食の料理人は、伝統的な技術や知識が求められるため、経験を積むことで収入が増加します。特に高級和食店や料亭での勤務経験がある場合、年収が高くなる傾向があります。

出汁の取り方、季節の食材の扱い、盛り付けの美学など、和食特有のスキルを身につけた料理人は、国内外を問わず高く評価されています。

近年は和食の海外進出も活発で、海外展開している和食チェーンの料理長として活躍する道も開けています。

第4位:パティシエ(平均年収:約250万~350万円)

パティシエの平均年収は、企業規模や勤務地によって大きく異なります
一般的に、企業規模が大きいほど年収も高くなる傾向があります。

例えば、従業員数が10人~99人の企業では約284万円、100人~999人の企業では約332万円、1000人以上の企業では約367万円となっています。
また、勤務地によっても年収に差があり、北海道では約455.4万円、東京都では約292.4万円、大阪府では約360.3万円となっています。

パティシエとして高収入を得るためには、有名ホテルや百貨店のケーキショップなどでの勤務が有効です。

年齢別料理人の平均年収ランキング

作った料理にパセリを盛り付けるアジア人のシェフ

jobtagによると、料理人の年収は年齢とともに上昇し、50代後半にピークを迎えます。
ただし、これらの数値はあくまで平均値であり、個人の技術力や働く環境によって大きく変動することに注意が必要です。

  • 55〜59歳(平均年収 約404万円)
  • 50〜54歳(平均年収 約395万円)
  • 45〜49歳(平均年収 約390万円)
  • 40〜44歳(平均年収 約385万円)
  • 35〜39歳(平均年収 約375万円)
  • 30〜34歳(平均年収 約355万円)
  • 25〜29歳(平均年収 約330万円)
  • 20〜24歳(平均年収 約290万円)
  • 〜19歳(平均年収 約260万円)

第1位:55〜59歳(平均年収 約404万円)

年収のピークは50代後半に訪れます。この年代の料理人は、料理長や本部職に昇進しているケースが多く、マネジメント経験や調理技術の高さが評価され、給与水準も安定しています。

ただし、この年齢になると体力的な制約も出てくるため、現場での実務よりも管理業務が中心となります。
その後のキャリア形成が見えにくくなるため、昇給余地は限定的になるのが現実です。

第2位:50〜54歳(平均年収 約395万円)

50代前半は収入が最も安定している時期で、部下の指導や新店舗の立ち上げなども任されるようになります。

ホテル・大手チェーンで働く料理人は、この年代で役職付きになるケースが多く、待遇面でも優遇されやすいのが特徴です。

この時期の料理人は、単純な調理技術だけでなく、店舗運営やスタッフマネジメントの能力が重要視されます。

総合的な飲食店経営能力を身につけることで、さらなる年収アップも期待できます。

第3位:45〜49歳(平均年収 約390万円)

中堅ベテラン層として、現場を仕切る立場にある人が多く、給与も順調に上昇します。特に管理職や料理長を務める人は、実績次第で400万円を超えることもあります。

店舗展開をおこなう企業では、この年代の料理人がエリアマネージャー的な役割に就くことも多く、複数店舗を統括する業務にも携わります。

マルチタスクをこなせる管理能力が評価される時期です。

第4位:40〜44歳(平均年収 約385万円)

部下を育てながら、現場と管理業務を両立するポジションです。独立を目指す人も多く、店舗運営や原価管理などのスキルが磨かれやすい時期です。

給与面では一段階上の水準に突入しますが、職場による差も大きくなってきます。
このタイミングで転職を考える料理人も多く、より条件の良い職場への移籍でキャリアアップを図る人も少なくありません。

第5位:35〜39歳(平均年収 約375万円)

副料理長やサブチーフクラスに昇格する人が増える年代で、業務の幅も広がっていきます。スタッフ育成や原価管理など、管理職としてのスキルが求められ、待遇にも反映され始める時期です。

この年代では、技術力だけでなく人を動かす力が重要になります。

後輩の指導や教育に積極的に取り組むことで、組織から高い評価を得ることができます。

第6位:30〜34歳(平均年収 約355万円)

若手の中堅として、店舗の中核を担う年代です。実力次第では調理責任者や店長補佐などに抜擢され、月給30万円台に届く人も増えてきます。

職場によっては年収400万円が見えてくる層でもあります。
この時期に積極的にスキルアップを図ることで、将来的な年収の伸びに大きな影響を与えることができます。

第7位:25〜29歳(平均年収 約330万円)

一通りの調理技術を習得し、現場で即戦力として活躍し始める年代です。昇給の幅は小さいものの、職場によっては早期昇進の道も開かれています。

深夜勤務や残業による手当が収入を押し上げている面もあります。
この時期に基礎的な技術をしっかりと身につけることで、30代での大幅な年収アップにつなげることができます。

第8位:20〜24歳(平均年収 約290万円)

修業期間の真っ最中で、給与水準は低めに設定されています。まだ独立したポジションを任されることは少なく、経験を積むための下積み時代といえます。

とはいえ、今後の成長次第で収入の伸びしろは非常に大きいです。
この時期に多様な経験を積み、基礎技術を確実に身につけることが将来の成功につながります。

第9位:〜19歳(平均年収 約260万円)

専門学校在学中のアルバイトや見習いとしての雇用が中心で、年収は最も低くなります
調理補助や雑務が多く、収入よりも「経験を積む」ことに価値を見出す段階です。

この時期は技術習得に集中し、将来のキャリア形成の土台を築くことが重要です。多少収入が低くても、質の高い技術を身につけられる環境を選ぶことをおすすめします。

出典:厚生労働省-「西洋料理調理人(コック)」
出典:厚生労働省-「中華料理調理人」
出典:厚生労働省-「日本料理調理人(板前)」

経験年数別 料理人の平均年収ランキング

料理のアドバイスをする2人の男性シェフ

料理人としてのキャリアを積むごとに、給与は緩やかに上昇していきます。

以下は、jobtagに掲載された「所定内給与額(月額)」を12か月で換算し、ボーナスを含まない年収ベースで高い順に並べたランキングです。

  • 15年以上(約333万円)
  • 10〜14年(約298.6万円)
  • 5〜9年(約277.8万円)
  • 1〜4年(約266.9万円)
  • 0年(未経験・約264.1万円)

第1位:15年以上(約333万円)

経験豊富な料理人は、料理長やエグゼクティブシェフとしてチームを束ねていることも多く、月給も27万円台に到達します。独立を視野に入れる人も多く、収入水準が最も高くなる傾向があります。

この段階では、技術力はもちろんのこと、店舗運営や人材管理における豊富な経験が評価されます。
また、業界内での人脈も構築されており、ヘッドハンティングや独立支援を受けやすい立場にあります。

第2位:10〜14年(約298.6万円)

このステージでは、副料理長やチーフクラスに昇格しているケースも多く、月給は24.88万円となっています。現場の中心を担いながら、原価管理や人材育成なども任されるようになります。

技術面では一人前として認められ、後輩の指導にも積極的に関わる時期です。

責任あるポジションに就き始めることで、昇進への道筋が見えてくる段階でもあります。

第3位:5〜9年(約277.8万円)

技術も安定し、中堅スタッフとして活躍する年代です。23.15万円の月給は、若手時代と比べて確実に上昇しており、役職手当などが付くことも珍しくありません。

この時期は、専門性を深めるか管理職を目指すかの分岐点ともいえます。

自分のキャリアビジョンを明確にし、それに応じたスキルアップを図ることが重要です。

第4位:1〜4年(約266.9万円)

修業期間を経て、現場に慣れてくるタイミングです。22.24万円の月給はまだ低めですが、努力次第で早期昇格も可能です。

働く店舗によっては、残業手当やインセンティブで収入が増える場合もあります。基礎技術をしっかりと身につけることで、次のステップへの準備を整える大切な時期です。

第5位:0年(未経験・約264.1万円)

未経験で就職したばかりの料理人の所定内給与は、月給約22万円となっています。下積みの立場ではあるものの、業界では貴重な若手人材として育成されることが多く、将来的な伸びしろは大きいといえます。

この時期は収入よりも経験を重視し、多くのことを吸収していく姿勢が重要です。基礎技術の習得に集中することで、将来的な年収アップの基盤を築くことができます。

出典:厚生労働省-「西洋料理調理人(コック)」
出典:厚生労働省-「中華料理調理人」
出典:厚生労働省-「日本料理調理人(板前)」

都道府県別 料理人の平均年収ランキング

東京都庁からの夜景

地域によって料理人の平均年収には大きな差があります。

都市部ほど高単価業態や外資系ホテルの比率が高く、待遇も良くなる傾向があります。同じスキルレベルでも、勤務地によって年収が最大60万円も変わってくるのです。

以下は、主要都市の年収を高い順に並べたランキングです。

  • 東京都(約423.6万円)
  • 神奈川県(約387.8万円)
  • 京都府(約386.2万円)
  • 大阪府(約385.2万円)
  • 愛知県(約383.5万円)
  • 千葉県(約369.3万円)
  • 埼玉県(約365.8万円)

第1位:東京都(約423.6万円)

高級店や外資系ホテルが集まる東京は、全国で最も高水準の年収を誇ります。

特に銀座・赤坂・表参道などの一等地では、高単価メニューを提供する店舗が多く、料理人にも高いスキルと報酬が求められます。

東京の料理人市場は競争が激しい分、実力があれば高年収を期待できる環境です。
また、外国人観光客の需要も高く、多様な経験を積めるのも東京で働く料理人の大きなメリットです。

第2位:神奈川県(約387.8万円)

横浜・みなとみらい地区を中心に、ブライダルやホテルレストランが集積しています。東京に隣接していることもあり、物価水準や給与水準も高くなっています。

神奈川県では、東京ほど競争が激しくないため、ワークライフバランスを重視した働き方も多く選ばれています。

休日や福利厚生を重視する料理人にとって魅力的な選択肢です。

第3位:京都府(約386.2万円)

和食の本場である京都は、伝統的な料理を守る職人が多く、専門性の高さが収入に直結しています。ミシュラン常連の割烹や旅館調理など、高級業態での雇用が収入を底上げしています。

また、近年のインバウンドの影響で料理人のリソースが不足していることから、給与が上がりやすいのも特徴です。

京都の料理人は、伝統的な技法を重んじつつも、現代的なアレンジを加える創造性が求められます。
また、外国人観光客向けの高級和食体験の需要も高まっており、新たな収益機会も生まれています。

第4位:大阪府(約385.2万円)

「食いだおれの街」として知られる大阪では、多様な飲食店が立ち並び、料理人の需要も安定しています。

個人店から大手チェーン、百貨店内レストランまで選択肢が幅広く、経験の積み方によって年収差が出やすい地域です。

大阪の食文化は多様性に富んでおり、さまざまなジャンルの料理を学ぶことができます。また、関西圏での展開を考える企業の本店が多く、昇進のチャンスも豊富です。

第5位:愛知県(約383.5万円)

名古屋を中心に、ブライダルや高級レストランの集積が進む愛知県は、調理人にとっても好待遇の求人が多いエリアです。地域企業のパーティー需要や外食消費の安定性も年収に寄与しています。

名古屋は独特の食文化を持つ地域であり、名古屋めしをはじめとした地域特性を活かした料理を学ぶことができます。
また、自動車産業をはじめとした企業の集積地であるため、法人需要も安定しています。

第6位:千葉県(約369.3万円)

東京への通勤圏である千葉県は、ベッドタウンの飲食需要に加え、テーマパークやホテルレストランなど、観光・宿泊需要も豊富です。安定した収入を得やすい環境が整っています。

特に東京ディズニーリゾート周辺には多くのホテルやレストランがあり、観光客向けの高品質な料理を提供する機会が多くあります。
また、都心部と比べて生活コストが抑えられるのも千葉で働く魅力の一つです。

第7位:埼玉県(約365.8万円)

都心近郊で家賃水準も比較的抑えられる埼玉は、働きやすさの面でも人気があります。

飲食業態はやや郊外型が多いものの、業務内容が安定しており、地域密着型店舗での長期勤務が主流です。

埼玉県では、地域住民をメインターゲットとした家族向けレストランが多く、アットホームな雰囲気で働ける職場が多いのが特徴です。
また、都内に比べて通勤時間も短縮できるため、プライベートの時間を確保しやすい環境です。

出典:厚生労働省-「西洋料理調理人(コック)」
出典:厚生労働省-「中華料理調理人」
出典:厚生労働省-「日本料理調理人(板前)」

勤務先別 料理人の年収ランキング

勤務先によって、料理人の年収には大きな差があります。

以下に、主な勤務先ごとの平均年収を紹介します。

  • ホテル勤務
  • ブライダル・宴会料理
  • レストラン勤務
  • 給食施設(学校・病院・企業)

ホテル勤務(平均年収:約300万〜450万円)

ホテルで働く調理師の平均年収は、おおよそ300万~450万円程度とされています。勤務先の格付けや個人の経験、働き方や腕によって差があります。

全体の給与幅としては293万~609万円と比較的広くなっています。

ホテル勤務の料理人は、朝食から夕食までさまざまな時間帯の料理に関わるため、幅広いスキルを身につけることができます。
また、外資系ホテルでは英語力やサービス力も評価されるため、多角的な能力向上が期待できる職場です。

ブライダル・宴会料理(平均年収:約360万〜420万円)

ブライダル業界の料理人は、結婚式という特別な日を料理で彩るために、多岐にわたる業務を担当します。メニュー開発から当日の調理まで、一連の流れを管理し、新郎新婦の希望に沿った料理を提供します。

平均年収は約360万円とされています。

ブライダル業界では、季節性が高く、繁忙期と閑散期の差が激しいという特徴があります。しかし、特別な日を演出するやりがいは他の職場では味わえない魅力です。

レストラン勤務(平均年収:約300万〜420万円)

レストランスタッフの給与の平均は、およそ19万円ほどですが、働く場所によっても給与に差があります。

ホテルのレストランやチェーン店、個人経営の店など、それぞれどのような条件の求人があるのか調べてみるのも良いでしょう。

レストラン勤務では、店舗の規模や立地、ターゲット客層によって年収が大きく変わります。
高級レストランでは技術力が重視され、カジュアルレストランでは効率性やサービス力が評価される傾向があります。

給食施設(学校・病院・企業)(平均年収:約327万〜339万円)

給食調理の仕事の平均年収は約327万円です。また、全国の給食調理員全体(病院や学校給食含む)の平均年収は339万5000円とされています。

給食施設勤務の最大のメリットは、土日休みや残業時間の少なさです。

ワークライフバランスを重視する料理人にとって、非常に魅力的な選択肢です。また、栄養士と連携して健康的な食事を提供するという社会的意義の高い仕事でもあります。

働き方別!料理人の年収ランキング

料理人の働き方は多様化しており、それぞれの働き方で年収水準も異なります。

ここでは、主な働き方とその年収について解説します。

  • 正社員(飲食店・ホテル等)
  • 個人店のオーナー
  • 委託・フリーランス(イベント・ケータリングなど)
  • 集団給食・社員食堂系(企業・病院・学校等)
  • アルバイト・パート

正社員(飲食店・ホテル等):平均年収 約359万円

正社員として雇用されている料理人は固定給+賞与という安定性がある反面、昇給ペースは限定的な傾向があります。

調理師を含む飲食物調理従事者の平均年収は約359万円となっており、給与所得者全体の平均年収(約443万円)よりもやや低めとなっています。

しかし、飲食物調理従事者には、調理師免許を持たない料理スタッフなども含まれるため、実際にはこの数字以上の年収を得ている調理師も少なくありません

また、大手チェーンでは昇進制度が整っており、キャリアアップによる年収向上も期待できます。

出典:厚生労働省 -「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

個人店のオーナー:年収幅 約300〜1,000万円以上

個人店オーナーは成功すれば高収入も可能ですが、経営リスク・初期投資・集客力が問われます。

飲食店オーナーの平均年収は600万円程度とされており、経営する飲食店が赤字でなければ、飲食店オーナーの平均年収は会社員を上回る傾向があります。

ただし、オーナーとしての成功には、料理の腕だけでなく、経営感覚、マーケティング力、人材管理能力など、多方面にわたるスキルが必要です。
また、初期投資の回収や固定費の支払いなど、継続的な経営の安定が重要な課題となります。

委託・フリーランス(イベント・ケータリングなど):年収幅 約250〜800万円

フリーランス料理人は自由度が高く、案件の獲得数によって収入が変動する働き方です。スキルと営業力次第では高年収も可能ですが、収入の不安定さや案件獲得の困難さがデメリットとして挙げられます。

フリーランスの料理人は、パーティーケータリング、出張料理、料理教室講師など、さまざまな形で活動しています。

個人のブランド力や専門性を高めることで、高単価の案件を獲得できる可能性があります。

集団給食・社員食堂系(企業・病院・学校等):平均年収 約350万円

調理師資格が求められるものの、土日休みや残業少なめでワークライフバランスが取りやすい環境です。

特に企業や公的機関の給食は、福利厚生が充実していることが多く、安定した雇用を得られる傾向があります。

栄養バランスを考慮した献立作成や、アレルギー対応など、健康面への配慮が重要な職場ですが、社会貢献度の高い仕事として多くの料理人に選ばれています。

アルバイト・パート:平均年収 約147万円(時給1,228円)

料理人の非正規雇用の平均年収は200万~250万円前後が一般的な水準とされています。飲食系の平均時給は1,130円で、1日8時間・月20日勤務で計算すると約217万円となります。

アルバイトやパートの料理人は、柔軟な働き方ができる反面、年収は正社員と比べて低くなります。しかし、スキルアップを目指しながらプライベートの時間も確保できるため、ライフスタイルに応じた働き方として選択する人も多くいます。

出典:ディップ株式会社-「2024年1月度 アルバイト平均時給調査」

海外の料理人の国別年収ランキング

料理を持った2人の男性シェフと1人の女性

海外で活躍する日本人料理人の年収は、勤務地や職種によって大きく異なります。
以下は、各国での日本人料理人の年収の目安です。

海外勤務の日本人料理人の年収ランキングは以下の通りです。

  • アメリカ
  • 中東・ドバイ
  • シンガポール・香港
  • ヨーロッパ主要国

第1位:アメリカ(年収:約600万〜1,200万円)

アメリカでは、日本人寿司職人の需要が高く、特にニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では高待遇の求人が多く見られます。例えば、ラスベガスの寿司シェフの給与相場は年収約600万〜900万円とされています。

ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では、高級日本料理レストランが多数あり、技術力の高い料理人への需要が常にあります。
また、チップ制度があるため、実際の収入はベース給与よりも高くなる場合が多いです。

第2位:中東・ドバイ(年収:約500万〜1,200万円)

ドバイでは、和食ブームにより日本人シェフの需要が高まっています。高級レストランやホテルでは、月給20,000〜35,000AED(約80万〜140万円)の求人もあり、年収にすると約960万〜1,680万円となります。

ドバイは税制面でのメリットもあり、収入の大部分を手取りとして受け取ることができます。
また、住宅手当や交通費支給などの福利厚生も充実していることが多く、実質的な収入はさらに高くなる場合があります。

第3位:シンガポール・香港(年収:約500万〜900万円)

シンガポールでは、日本食レストランの出店が増加しており、給与水準も上昇傾向にあります。

例えば、シンガポールの高級鮨店では、月給5,000〜7,200シンガポールドル(約55万〜79万円)の求人があり、年収にすると約660万〜948万円となります。

香港も日本食文化が根付いており、高級和食店での需要が高まっています。両地域とも、英語力があることで収入がさらに向上する可能性があります。

第4位:ヨーロッパ主要国(年収:約400万〜800万円)

ヨーロッパでは、フランスやイタリアなどで日本人シェフの需要が高まっています。

例えば、イタリアのジャパニーズレストランでは、年収30,000ユーロ(約480万円)の求人があり、スイスの高級レストランでは、経験・能力により応相談の求人もあります。

ヨーロッパでは、現地の食文化と日本料理の融合を図る「フュージョン料理」のニーズが高まっており、創造性豊かな料理人が特に重宝される傾向があります。

高収入の料理人成功事例:有名シェフのキャリアと収入源

料理人として高収入を得ている有名シェフたちは、どのようなキャリアパスを歩み、どのような収入源を持っているのでしょうか?

ここでは、さまざまな形で成功を収めている料理人の事例を紹介します。

  • 鳥羽周作(複数の収入源を持つ多角経営モデル)
  • 山本征治(少人数制高級店による高付加価値モデル)
  • 杉本雄(大手ホテル総料理長という安定高収入モデル)

鳥羽 周作(複数の収入源を持つ多角経営モデル)

鳥羽 周作氏は「sio」オーナーシェフとして知られ、原宿・渋谷を中心に複数のブランド・店舗を展開しています。

書籍出版、YouTube出演、コンビニエンスストアとの商品監修など、調理技術を活かした多角的な事業展開が特徴です。

鳥羽シェフは、飲食店経営だけでなく、メディア出演やプロデュース業で収益を多様化させています。特にSNSでの発信力が高く、それが新たなビジネス機会につながっている成功例です。

山本 征治(少人数制高級店による高付加価値モデル)

山本 征治氏は「日本橋蛎殻町すぎた」オーナーシェフとして、ミシュラン三つ星獲得により国内外からの予約が絶えない超高級店を経営しています。

少人数制の高単価カウンター寿司という業態によって、スタッフ数を抑えながらも高い客単価を実現しているビジネスモデルです。

山本シェフの成功は、最高水準の技術と厳選された食材による高付加価値モデルの典型例です。限定的な席数だからこそ実現できる特別感が、高額な料金設定を可能にしています。

杉本 雄(大手ホテル総料理長という安定高収入モデル)

杉本 雄氏は2019年に38歳の若さで帝国ホテル東京の総料理長に就任しました。大手高級ホテルの総料理長というキャリアパスは、安定した高収入と社会的ステータスを両立できる道筋として注目されています。

帝国ホテルという老舗ブランドの総料理長として、杉本シェフは伝統を守りながら革新を続けるという重責を担っています。

大手ホテルでの勤務は、個人経営とは異なる安定性と規模での挑戦が可能です。

年収の詳細についてはこちらの記事「帝国ホテルの総料理長の年収はいくら?選考基準とキャリアパスを解説」をご覧ください。

成功シェフから学ぶ高収入への共通点

これらの成功シェフに共通するのは、一つの収入源に頼らない複数の収益構造を構築していることです。技術力をベースにしながらも、ブランド価値の創造や多角的な事業展開により収入源を多様化させています。

また、時代のニーズを敏感に察知し、SNSやメディアを活用した発信力も重要な要素となっています。

単に技術が優れているだけでなく、経営感覚やマーケティング力も併せ持つことが、現代の料理人に求められる成功要因といえるでしょう。

高年収の料理人を目指すためのポイント

腕を組む中年のレストランオーナー

高年収を目指す料理人にとって、技術力だけでなく、戦略的なキャリア形成が重要です。

以下に、年収アップのための具体的なポイントを紹介します。

  • 昇進・役職を目指す
  • 高単価業態・ブランド店に転職する
  • 副収入を持つ
  • スキルを可視化する(資格・SNS・PR)
  • 「人を育てられる人」になる
  • 企業での調理職にキャリアチェンジする
  • マネジメントと経営のスキルを習得する

昇進・役職を目指す

料理長・本部職・エリアマネージャーなど、店舗マネジメントや経営側に回ることで給与テーブルが大きく変わります。店舗全体の数値管理や人材育成に関わることで、報酬の基準も調理技術とは別軸になります。

特にチェーン系や外食企業では評価制度が明確で、昇進による年収アップが狙いやすい環境です。

管理職を目指すためには、技術力だけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップスキルの向上が重要になります。

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高単価業態・ブランド店に転職する

単価1万円以上のコース料理や、高級ホテルのレストラン、外資系のファインダイニングでは、調理人にも高いスキルが求められますが、その分報酬も高く設定されています。

求人の倍率は高いものの、「経験者限定」であっても転職支援エージェントを介せば間口が広がる場合があります。

転職活動においては、これまでの経験や技術を体系的にアピールすることが重要です。

副収入を持つ

調理技術を活かした副収入は、今や珍しくありません。レシピ動画の販売、オンライン料理教室、レトルト監修、さらにはSNSでの企業案件など、料理人ならではの信頼性を活かした収益源があります。

なかでも「週末だけのオンラインレッスン」で安定して月5万円を得ている料理人も存在します。

本業のスケジュールに合わせて無理のない範囲で副業を展開することが、長期的な収入向上につながります。

スキルを可視化する(資格・SNS・PR)

調理師、製菓衛生師、食品衛生責任者などの国家資格はもちろん、HACCPや食育インストラクターなどの民間資格も、履歴書やプロフィールで説得力を持たせる武器になります。

特に調理師として数年の経験を積んだ方には、専門調理師という上位資格の取得をおすすめします。
日本料理、西洋料理、中国料理など6つの料理区分から専門分野を選択でき、料理長への昇進や年収アップに直結する価値の高い資格です。

また、InstagramやYouTubeで自分の「料理観」や「得意分野」を発信することも可視化の1つです。信頼の可視化=報酬アップにもつながるため、積極的な情報発信が重要です。

人を育てられる人になる

料理長になるために技術やスピードは欠かせませんが、それだけでは高収入には届きません。
現代の飲食現場では「スタッフを辞めさせない」「アルバイトの定着率を上げる」など、人材マネジメントが高く評価されます。

スタッフの教育体制を整えられる人材は、組織から厚遇されやすく、ヘッドハンティングの対象にもなります。

技術指導だけでなく、モチベーション管理やコーチングスキルを身につけることが重要です。

企業での調理職にキャリアチェンジする

企業の社員食堂や、レトルト食品メーカーの商品開発部門などでは、調理経験を持つ人材が求められています。

福利厚生や年間休日、退職金制度が整っているため、飲食店勤務より年収が下がったとしても、「生涯賃金」では逆転するケースもあります。

30代後半からの安定志向型キャリアとして注目されており、ワークライフバランスを重視しながら専門性を活かせる職場として多くの料理人に選ばれています。

マネジメントと経営のスキルを習得する

料理長や総料理長といった役職に就き、高い報酬を得るためには、厨房全体を統括するマネジメント力が不可欠となっています。スタッフの育成や配置、シフト管理、チームの士気向上など、人を動かす能力が求められるのです。調理技術が優れているだけでは組織のリーダーとして機能せず、結果として昇進や年収アップの機会を逃してしまうでしょう。

さらに経営的な視点を持つことで、料理人としての市場価値は大きく高まります。原価管理や利益率の計算、メニュー設計における収益性の考慮など、数字を読み解く力は経営層から高く評価されます。飲食法人の商品開発部門や経営企画部門への転身を視野に入れる場合、こうした経営スキルは必須といえるでしょう。

店舗開発や新業態の立ち上げに携わる料理人も増えており、事業計画の策定や市場分析といった経営知識が求められる場面が多くなっています。セミナーへの参加や経営書の読書、実務を通じた学びなどを積み重ねることで、調理場を超えた活躍の場が広がり、結果として年収の大幅な向上が期待できるのです。

まとめ

料理人の年収は、年齢・経験・勤務地・働き方によって大きく異なりますが、戦略的なキャリア形成により高収入を目指すことは可能です。

技術力だけでなく、マネジメント能力や多角的な収益源の構築が重要な要素となっています。
料理人として成功するためには、従来の技術一筋という価値観を広げ、時代のニーズに合わせた柔軟なキャリア戦略が求められます。

高級業態への転職、昇進を目指した人材育成、副業による収入源の多様化など、さまざまなアプローチで年収アップを実現できるのです。

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